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Gallery from IRAKON by Riganjo
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明けぬれば暮るるものとは知りながらなほ恨めしき朝ぼらけかな 心あてに折らばや折らむ初霜の おきまどはせる白菊の花 ちはやぶる神代も聞かず竜田川 からくれないに水くくるとは 君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ
心あてに折らばや折らむ初霜の おきまどはせる白菊の花 うつつには 逢ふよしもなし 夢にだに 間なく見え君 恋ひに死ぬべし 白露に風の吹きしく秋の野は つらぬきとめぬ玉ぞ散りける 春されば我家の里の川門には鮎子さ走る君待ちがてに
紫草の にほへる妹を 憎くあらば 人妻ゆゑに われ恋ひめやも ちはやぶる神代も聞かず竜田川 からくれないに水くくるとは 花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは 我が身なりけり あらざらむこの世のほかの思ひ出に いまひとたびのあふこともがな
心あてに 折らばや折らむ 初霜の置きまどはせる 白菊の花 月みれば ちぢにものこそ悲しけれ わが身一つの秋にはあらねど 天つ風雲のかよひ路吹きとぢよ をとめの姿しばしとどめむ ちはやぶる神代も聞かず竜田川 からくれないに水くくるとは
心あてに折らばや折らむ初霜の おきまどはせる白菊の花
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君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ

1.飼い主名@島名:馨云@胡胡亜島
2.Livly名:アデリー
3.選んだ短歌:君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ
4.短歌の作者名:光孝天皇
5.誰を描いたか:よるいち様
6.短歌の意味や、絵のコンセプトなど:あなたのために、春の野に出かけていって、若菜を摘んでいる私の袖に雪が次から次へと降りかかってくるのだ。
7.感想などあれば:手や服の袖に降ってくる雪は冷たいが、貴方の事を思うと微笑んでしまう。という思いを抱いている少女というイメージで描きました。よるいちさんを描かせていただいて有難うございました。

2008/01/19 19:30

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